リサイクルは環境にやさしくない大手製紙会社が軒並み、再生紙の古紙配合率を偽っていたことが発覚しました。 古紙だけでは白い紙ができないということで、 市場が再生紙に白さを求めることに問題があるような発言も ありましたが・・・ それ以前に、再生紙は環境にやさしいのでしょうか? 紙をそのまま捨てて燃やしてしまえば、 もったいないような気がしますが、 再生すると環境にやさしいように思います。 しかし現実には古紙を回収するためには、 ガソリン、軽油などの燃料が使われ、 回収された古紙も、紙に再生されるまでには、 さまざまな不純物を取り除かなければなりません。 すなわち、再生するほうが、燃やすよりも はるかに大きなエネルギーを使ってしまいます。 つまり、古紙を手間をかけて回収して、 質の悪い紙を作るのが再生紙なのです。 リサイクルなどといえば、一旦紙として作ったら、 それが何度も使えるような幻想に陥ってしまいます。 しかし、そんなことはありません。 でも、あらゆる紙にリサイクルマークがついており、 実際には紙を捨てる行為が、リサイクルという よい行為のように思えてしまいます。 実は、これは紙だけに限りません。 プラのマークがあるペットボトルも同じなのです。 再生するよりも、燃やしたほうが環境にやさしいのです。 リサイクルという名のもとに消費を拡大 しているようにも思えます。 本当に環境にやさしい生活とは何かについて 考えるべきではないでしょうか ジャンル別一覧
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